Lionbridge & Chromebook & ブログをきっかけに、「No-code または Low-code でアプリを作りたい」と思い立ちました。
未来は今より IT 技術が一般的なものになりそうな予感もするしね。
Chromebook が開発に使えることがわかり、まずは有名な Visual Studio Code や Android Studio を見てみたのですが。それらの重い IDE (Integrated Development Environment – 統合開発環境) をマトモに動かすには、8 – 10 万円レベルの機種が必要なことがわかりました。
私の手元にあるのは、ごく一般的なスペックの Chromebook です。開発機はまだ買わない。
でも、早く作り始めたいよ〜。
そうだ ・・・ Web なら!
Web システムなら、Chromebook でも開発ができる!
ってことに、遅ればせながら気づきました。
No-code から GAS (Google Apps Script) を使った開発まで、ステキなプラットフォーム達を見つけたので、ワクワクしながら試して行きます。
今日は AppSheet の話を。
AppSheet とは
Office 業務の生産性向上を支援する No-code プラットフォーム。今年初めに Google 配下となっています。
No-code でアプリが作れるということは、最低限必要なのは業務知識だけ。あとはやる気と頭とコミュ力。
近い所だと、サイボウズの Kintone もアツイ。何を作ったら良いかわからない人は、Kintone のサイトの動画を見たらイメージが沸くと思う。AppSheet でもこんな感じのものが作れる。Kintone の方が操作はわかりやすそうだけど、そちらは完全にビジネス向けで、チームでの利用を想定している。
サイボウズは「コミュニケーション」と「情報共有」をすごく大切にしており、本気で日本を良くしようとしている、世界で戦える貴重な日本企業。私もずっと応援しています。
AppSheet 利用上のポイント
- Google Spreadsheet などのデータソースに Sync している。
- 共同編集も可。
- 自分が作りたいもののイメージに近いものがあれば、Sample Apps の中からコピーして作るのが早い。
AppSheet 利用上の注意点
- AppSheetにログインしているアカウントで作成したシートしか開けない。他のアカウントからシェアしたものは開けない。アカウントを使い分けている人は注意。Googleの他サービス(Google Drive や Spreadsheet など)だと、一ヶ所でログインしたアカウントの情報が引き継がれるが、この AppSheet には連携していないようだ。
- 手取り足取りのチュートリアルは無く、いきなりダッシュボードの画面に置き去りにされる。自分で一つ一つ見て行くしかない。
- スマホアプリでは、自分が作ったアプリと Public 公開されているアプリを使うことができる。アプリの作成・編集などはできない。
- 広告を貼るなどのマネタイズはできない。ビジネスとしてやるなら、有料アプリとして App Store に出すことしかできない。そのためには AppSheet 有料プランのサブスク費用が毎月発生する。つまり、簡単にマネして作れないものを作るか、あくまでプライベートや内輪で使うものを作る感じ。
- 11am – 6pm PDT (米国夏時間)、日本でいうと 3 – 10am はメンテナンス中となり、アプリの編集が一切できない(アプリの使用は可)。
AppSheet でのアプリ作成手順
公式ページに How to が英語で載っているんだけど、読む気しない方へ。
- Spreadsheet で必要な Table を作る。 ※ここで DB 設計の知識が必要かも
- AppSheet からログインし、新規作成。または Sample Apps からコピー作成。この時にデータソースを選ぶ。
- ダッシュボード “Data” メニューで、必要な Table を追加。この時に「テーブルの」アクセス権の設定も済ませる。
- “UX” メニューで、「アプリの見た目」を整える。 ※ここではユーザとしてのセンスがあると良い
- “Behavior” メニューで、「アプリの振る舞い」を追加して行く。 ※ここで Excel や Spreadsheet の関数の知識が必要かも
- “Security” メニューで、どのユーザにどんな権限を与えるか、ログインは必要か、などアクセス権周りを設定。
- (ここは任意だけど、”Intelligence” メニューで何と Machine learning models が利用できる。)
メニューにあるものを上から順にやって行けば良い、ってことですな。しかし機械学習モデルまで試せるとは!?
いま使い始めたばかりなので、この後も追記して行きます〜。
こういうツールとそれを使いこなせる人材は、今後ますます中小企業のシステム化に一役買うのではないかな。いくらでも方法がある大企業は良いとして、人や金を簡単に割けないもんね。あとはやる気と頭とコミュ力だよね。
こんにちは。Marineです!
Hanaさんより1年程遅れて、まずはHanaさんの足跡をたどらせていただきますね。😉
nocodeでできることは、androidのアプリ、HP作成、スプレッドシートみたいなやつという感じでしょうか。やりたいことによって、ツールが違うのね?
今、私がやりたいことで思いつくのは以下の3つです。
気軽に楽しくできそうな3からやろうかな?
1.昔作って放置してある、子どものバレエ教室のHPをnocode化して先生に渡してしまう。
2.ECサイト登録の細かい仕事を前にとっていて、コロナ化でかれこれ1年程仕事きてないのでもうぽしゃったかな?これ、本当は自動化してみたくて受けてただけなんですが、こっちでできるかな?
3.簡単なゲームっぽいandroidアプリを子供の勉強用+私の勉強用につくる。
marineさん、具体的にやりたいことが色々浮かぶのは、経験者の強みですね!
自分で更新できるサイトを作ってあげたらお客さん助かりますね。
登録作業の自動化って、それこそAI活用できそうな分野ですね。
子供と一緒にゲーム作るの、私もやりたいな☺️子供の発想や作るものは面白いので、作品を残してあげられたら良いなあ✨